紅茶用語とティーバリエーションレシピ集

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世界の紅茶

日本人は紅茶を飲むといえばイギリス貴族など富裕階級層の飲み物と考える人が多いようです。現実的にはイギリスを含むヨーロッパ諸国でも紅茶の対する文化、感覚は大きく異なるようです。

紹介したとおりイギリス、アイルランドは紅茶消費国の代表格です。食後の紅茶は多くの人の習慣として定着しています。一般的な飲まれ方はミルクティーが人気のようです。

それでは、ドーバー海峡を挟むお隣フランスはどうかというと、圧倒的にコーヒー文化です。国民一人あたりの紅茶消費量はイギリスの10分の1程度といわれます。諸説ありますが、労働者階級まで広がらず、一部の貴族の嗜好品的な扱いだったようです。日本で紅茶を飲むというと、高級な、優雅な貴族的のイメージがあるのは実はフランスの方が近いといえます。

その右隣のドイツは、コーヒー、紅茶双方ともに飲む文化が定着しています。トルコ系の移民が多いことからトルコ産の紅茶も多く飲まれています。

アメリカはフランス同様にコーヒー文化が優位な国です。コーヒーもアイスではなく多くがホットで飲まれるため、アイスコーヒーの代替品的にアイスティーが飲まれることがあります。

ロシアは日本でもロシアンティーと呼ばれる独特な紅茶文化を持つ国です。寒い地方が多いロシアでは身体を冷やさない習慣、伝統が根付いており、紅茶とジャムを一緒に楽しむスタイルはロシアンティーと呼ばれます。紅茶の中へジャムを入れるスタイルはロシア周辺のウクライナやポーランドにみられる飲み方です。

インドといえば食後に甘いチャイを飲まれた方も多いとか思います。チャイはミルクティーが変化した飲み方です。元々紅茶を飲む習慣がなかったインドは20世紀中期までのイギリス植民地の影響で紅茶文化が浸透したといわれています。飲み方の多くはミルクティータイプです。

日本ではコーヒー、緑茶が多く紅茶はあまり一般的な飲み物としては浸透していないのが実情です。紅茶が飲む人は女性が多く、男性は中高年以上だとコーヒー、また、年齢が上がるほど男女とも緑茶を好む傾向もみられます。近年はペットボトルや缶での紅茶飲料が増えることにともない紅茶を楽しむ人も増加しています。キリンビバレッジの「午後の紅茶」シリーズは。中国へも輸出されるほどの大ヒット商品です。日本での飲み方はストレート、レモン、ミルクがバランスよく好まれています。加えて春夏秋冬、季節がしっかりと分かれているためホット、アイスどちらでも飲まれる傾向があります。

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